2023年が始まりました。
今年も1年、健やかに過ごせるように頑張りたいと思います。
さて、昨年の年末、2022年の12月いっぱいで、編集部のある大阪・肥後橋界隈ではランチで通っていたお店が閉店(老舗のピエロさん、惜しまれつつ閉店)したり、 おにぎり定食を提供していて、わたしも週に1回くらい通っていたご飯屋さんのランチ営業が終了したりと、 悲しいお知らせが相次いでおりました。
とりわけ、おにぎり定食の選択肢が無くなったことは自分の中では、かなりの痛手です。 ランチで空腹を満たしてくれるお気に入りの憩いの場所がまた一つ、なくなってしまった…と感じました。
よくよく考えてみると、おにぎりってひと手間、握る工程が入っただけで、なぜ美味しく、こころもあったかく感じてしまうのでしょうか? …人の手でぎゅっぎゅっと握っているイメージが頭の片隅に思い浮かんで、ほっこりするからでしょうか?
過去を思い返せば、南船場に事務所があった頃から、よくおにぎり屋さんへ通っていて、わたしは相当おにぎりが好きだったのだなぁと、改めて思いました。 大好きな谷町六丁目にあるお店[すかんぽ]でも〆には「ゴマの葉おにぎり」を必ず頼みます。(「わたしたちの谷6案内」をご参照ください)
その前は、同じく谷六にテトテトさんという立ち飲み屋さんがあったのですが、そこでも明太子おにぎりを、 毎回訪れるたびに最後にいただいておりました。
具材の種類も豊富なおにぎり専門店だったりすると、価格的にリーズナブルな割に手間がかかるんだろうな、なんて考えると、コンビニおにぎりとは、またひと味違うおにぎり屋さんにリスペクトを禁じ得ません。
編集部の近くでおにぎり屋さんオープンのお知らせが舞い込んできて欲しい。
そんなことをふと思い浮かべた年初めです。
掛川 千秋(デザイン)