気がつけば2022年も残りわずか。皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?
年末感たっぷりな書き出しですが、振り返ると今年はイベント・催事に出店参加することが多かった年だったなと感じています。
3月、インセクツのご近所にあるクリエイティブコミュニティスペース「chignitta」でのブックイベントを皮切りに、和歌山の海南市にある書店「OLD FACTORY BOOKS」では久々のインセクツキャラバンの復活、その他にも書店、「森道市場」、「阪神梅田本店 食祭テラス」、「咲くやこの花館」、「京阪電車」などなど関西を中心に様々な場所で出店させていただきました。
普段僕は、書店に行き、インセクツが刊行する雑誌・書籍を多くの方に手に取ってもらえるよう書店員さんといろいろと話し合い取り扱ってもらうという、いわゆる「書店営業」を行っていて、直接お客さんとお話しできる機会がなかったのでイベントでお話しすることができて大変うれしかったです。
ここで、突然ですが、どの会場でも言われることトップ2を発表します。
- 「○○さん(インセクツスタッフの名前)、お元気ですか?」
売り場に立っていると、取材先の方やカメラマンの方などこれまでインセクツと仕事をした方々や、知り合いの方からスタッフの近況について質問されます。この質問の後に、必ず皆さんその方とのエピソードを話していただきそのどれもが、おもしろく、親密度を感じることができてほっこりした気持ちになります。
- 「インセクツ知ってるよ! 今こんなに(サイズについて)小さくなったんだね!」
IN/SECTS MagazineはVol.6.5が刊行された頃からB6サイズなのですが、それ以前はB5変形版で少し大きく、昔から知っている読者の方が、久しぶりの友人に会ったかのように嬉しそうに今のIN/SECTS Magazineを手に取り話しかけてくれることが多いです。そして、パラパラと読みながら「やっぱり、いいね! おもしろいねー!」など、真っ直ぐに直接褒められると嬉しくなると同時に、しっかりこれからも軸を持って活動をしていかなければなと、背筋が伸びる思いを毎回します。
それと、「よければ、これからもたまには顔出してよ」と昔からあるお店のマスターのような気持ちにもなります。
他にも、スパイスカレーや本にまつわる話、インセクツの読者でいてくれる方 が話される思い出の数々など普段出会うことのできない方々から話を聞いていると、良質な読書体験をしているかのような感覚になり、とても貴重で贅沢な時間を過ごしているなと感じます。
そして、KITAKAGAYA FLEAなどイベントを主催する側からすると、「忙しい中、時間を割いて会場に来てもらう」ことの凄さとありがたみをとても痛感します。
これからも、皆さんの興味・関心・琴線に触れるような楽しいイベントを開催し、気を引いてまいりますのでよろしくお願いします!
最後に!早速イベントのお知らせです!
2022年9月9日の発売以降、ご好評いただいている書籍「いいお店のつくり方 保存版」。本書籍の刊行、そしてヒットを祈願して、阪神百貨店 梅田本店 食祭テラスにて、“IN/SECTS”「いいお店のつくり方」発刊記念「“いいお店”食の文化祭」と題したイベントを2023年3月23日(木)〜3月27日(月)の5日間、開催いたします。
本書籍は、飲食店、雑貨店、オーディオ店、レコード店、珈琲焙煎所など、17軒の店のオープン当時の話から店主の思い、さらに、開業資金に至るまで包みかくさずお話いただいた内容をまとめた1冊です。そんなオリジナル版の「いいお店のつくり方」を今回は、阪神食祭テラス別冊版として、飲食店にフォーカスした新たな店舗を選出しました。
阪神別冊版に掲載するなら、という観点で大阪を離れ、お隣の京都や兵庫のみならず、愛知や東京からも“いい”お店がやってくる催しになります。
このイベントに向けて、会場に5日間だけ登場する“いいお店”たちの、開業からこれまでの話をオリジナル版同様にお伺いし、冊子制作をいたします。そしてイベントに先駆けて、そのインタビューの内容を、特別に本サイト限定で動画公開いたします。ラインナップをご覧いただき、それぞれの開業物語をぜひお楽しみください。
詳細は、こちらからご覧ください。
少し先になりますが、会場でお会いできることを今からとても楽しみにしています!
菅原奏(営業)