
長野から京都に移り住み、聞き慣れない関西弁が飛び交う生活に息苦しさを感じていた著者・小林楓太さん。ある時、街に立ち、行き交う人の声を録音し、文字起こしをして、人々の思いを理解する営みを始めたー。
今回は彼が制作しているZINE「言葉の即興演奏」のスタイルを踏襲しつつ、収集した言葉への小林さんの解釈をプラス。長年大阪で活動してきたインセクツとタッグを組み、大阪の街の解像度を高めていくような連載となっています。
はじめに
この連載のバックナンバー
<プロフィール>
小林 楓太
2001年、長野生まれ。東京都立大学建築学科卒業、京都市立芸術大学大学院プロダクトデザイン専攻修了。街中に立ち、定点録音した音の中から人々の声だけを抽出する、という独自のフィールドワークを元に、執筆やインスタレーション作品の展示を行う。これまでに400地点ほど立ってきた。これからもずっと立ち続けるのだと思う。