インセクツHPにて新しくWeb連載がスタートします!
タイトルは「耳に積もる大阪」。
この連載は、「言葉の即興演奏」というZINEを制作している
小林楓太さんによるエッセイです。
長野から京都に移り住み、聞き慣れない関西弁が飛び交う生活に
息苦しさを感じていた著者が、街の一点に立ち、行き交う人の声を録音し、その録音を文字に起こして、人々の思いを理解する営みを始めました。
この連載では、「言葉の即興演奏」のスタイルを踏襲しつつ、収集した言葉に対する小林さんの解釈を加えています。
長年大阪に軸足を置くインセクツとタッグを組み、小林さん自身が大阪の街の解像度を高めていく連載になっています。
そして連載のイメージをより具現化してくださったのは
バナーデザイン担当の地域似顔絵師yanaさん。
普段は、設計士の仕事をしながら、街の俯瞰図をスケッチされたZINEを制作されています。大阪の街に漂う言葉の気配を感じさせるようなデザインに仕上げてくださいました。
初回は、第0回と第1回を同時公開。
なぜ小林さんがこの営みをはじめたのか(第0回)、
実際に大阪の定番スポット「道頓堀」に立ち、観光客に紛れながら言葉を集めてくださっています(第1回)。
まずは、この連載を楽しむ入り口となるを第0回お読みください。
今後も更新もお楽しみに。
<プロフィール>
◾️著者
小林楓太
2001年、長野生まれ。
東京都立大学建築学科卒業、京都市立芸術大学大学院プロダクト
デザイン専攻修了。街中に立ち、定点録音した音の中から人々の声だけを抽出する、という独自のフィールドワークを元に、執筆やインスタレーション作品の展示を行う。これまでに400地点ほど立ってきた。これからもずっと立ち続けるのだと思う。
IG: @fu_ha_kaededesu
◾️バナーデザイン
地域似顔絵師yana
1997年生まれ。
設計士の傍ら、地域似顔絵師と名乗りながらzineイベントに出没中。zine「らしんばん」は誰か風景の方角を示すマップとして制作しています。
IG: @yana_oka090
