大阪、中津生まれのシタール奏者・石濱匡雄さん。商売人の母に育てられ、15歳でシタールを習い始め、その後、渡印。そこで師匠につきシタールを学び帰国。そんな石濱さんに日本の母の教えにインド音楽とカレーが合わさり人間が形成されていった日々を振り返り、これまでを語ってもらいました。
さまざまな人との出会いや出来事について、いい意味でいちいちオチをつけて軽快に語る。その語りには多様な人生を感じられる楽しいエピソードが満載です。異国情緒溢れるカバーに誘われて、思わず手に取ってしまったら、そんな自分の感覚を信じて、ぜひ最後まで読んでみてください。
人生なんて大袈裟なことを言うつもりはありませんが、48のエピソードを読んだ後は、あなたの中の何かが変わっている、はずです。
編集 松村
「インド音楽とカレーで過ごす日々」
〈48のエピソード〉
- 幼少期、大阪の中津で生まれた
- 近所のチャイ屋
- 昭和の純喫茶
- ファミコンよりも電車
- 戦前生まれの商売人
- テレビの中
- 石濱匡雄になった
- 字は書けないけど、絵は描ける
- インド製マトリョーシカ
- 石浜病院は小児科じゃなかった
- 芸妓上がりのお婆ちゃん
- 祖父は留守でした
- 昭和の歌謡曲
- 「なぁママ? 金捨てたな?」
- 楽器を始めた
- 札束ではたかれる健康法
- 近鉄に乗って1時間半
- 音楽活動
- シタールで吹奏楽部入部希望
- アメ村と奈良のパワースポット
- 数学のテストは感想文
- インドに行く準備
- 高校生から見た初めてのインド
- インド料理屋のバイト
- バラナシとバナラシ
- 師匠ができた
- 引っ越しを決めた理由
- 灼熱のコルカタ
- 急に増えた家族
- ベンガル語で石灰石って習ったらやめどき
- 日本人であった自分を捨てた
- 母の四柱推命とインド占星術
- 器用さだけでは追いつけない
- あっさりした味も人もないんですよ!
- お婆ちゃんが泣いてくれた
- コルカタの美味しい食べ物
- 日本領事館から寝耳にチャイ
- 束の間の避難
- コルカタでの人の出会い
- 家族って血縁だけが生むものじゃない
- 想像と違った社会人生活
- 追い求めたもの
- シタール奏者で過ごす日々
- 人に感銘を与えるもの
- カルカッタナイト
- 普通のシタール奏者
- 母からもらった舞台
- インド音楽とカレーで過ごす日々
仕様: 212ページ/サイズ B6変形 仮フランス装/定価: 1,980円(本体1,800円+税)
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